カラフルなゆびさき

ベリショのギャル

運動嫌いのホットヨガ体験

腰痛がかれこれ1ヶ月半続いており、整体通いを続けております。

先生から「七尾さん、運動しましょう…」と毎回お願いされ、自分でもこれはまずいと感じ、ホットヨガの体験に行ってきました。

予約したのは市内某所の女性専用ホットヨガ。友達が作れたらいいなぁと思って入ってみたら、待合室でもロッカールームでも話している人は皆無。皆異なるプログラムを受けているので仕方ないのかも。人間関係が面倒な方には良いかもしれません。

私が体験したのは、ダンスミュージックに合わせてヨガと筋トレの動きを行うというプログラム。暗闇の中で運動するので、周りの目が気になりにくいのがメリットということでした。

実際にスタジオへ入ると、ウォーミングアップの時点で皆思い思いにストレッチやヨガのポーズをしており、既に素人は入りにくい雰囲気。ここで一抹の不安を抱きました。

ホットヨガはサウナのような環境下で運動することもよく分かっておらず、こんなに暑いとは…と少し後悔しました。マスクをしていることもあり非常に息苦しい。

私は、昔着ぐるみに入ったバイトで過呼吸を起こした過去をこの時思い出しました。

しかし途中退室は認められておらず、不安なままレッスンはスタートしました。

ノリノリの音楽に合わせてダンスのアイソレーションや、軽いストレッチから開始。

ここまでは順調で楽しくやっていました。

しかし、ストレッチしながら腕の動きをつける段階に入った時、どう腕を動かして良いか分からなくなりパニックになってしまいました。

暗闇で周りの目は気にならないとのことでしたが、そこまで真っ暗ではなく、前面に鏡があるため自分だけついていけてない様が映し出されています。

この瞬間、学生時代に体育が嫌いだった理由が分かりました。皆が普通にできていることが、自分だけできないことを思い知らされるからです。

小中高と体育で惨めな思いをした過去が走馬灯のように蘇ってきます。

私の心はここにあらずで、呼吸は苦しく、汗は止まらず、上手く息ができないまま時間が過ぎるのをただ座って待っていました。

レッスンが終わりました。

インストラクターさんが声を掛けて下さりましたが、息が苦しく上手く話せません。

過呼吸を起こしてしまい、本来なら契約へと持ち込みたいであろうインストラクターさんを心配させて終わってしまいました。

そのまま惨めな気持ちで帰りました。ただ、これまでの私なら「もう運動なんてしない!」と誓うところですが、「私に合った運動があるはずだからまぁ気にしないでおくか」と極端に落ち込まず済みました。

これは就労移行支援で得られた考え方のひとつだと思います。ヤケにならず偉いぞ私。

運動嫌いが運動を継続する方法を模索していきます。