カラフルなゆびさき

ベリショのギャル

相談から始める脱コミュ障への道

今年も半分終わりましたね。

去年は職を失い、何も出来なかったと感じましたが、今年は半年で大分変わったと感じます。

何が変わったかというと、人とのコミュニケーションが苦ではなくなった、ということです。

前職ではコミュ障すぎて上司に質問できず、夜中までひたすらググって力技で仕事を解決してきた私が、他者との会話を楽しいと感じています。

困った時には他者に相談することもできるようになりました。

自分なりの方法論ではありますが、コミュニケーションが楽になった経緯をシェアしたいと思います。

1.自治体の相談窓口に行ってみた

コミュニケーションと全く関係なさそうな項目ですが、コミュ障というのは何に自分が困っているかを上手く把握出来ていない傾向にあると思っています。

困り感は強いが、うまく言語化できないので自傷行為などに走ってしまう…極端な例ですが、私はそうでした。

見兼ねた友人が「市の女性相談センターに行ってみたら?」と提案してくれたので素直に行くことに。

支援員さんや、カウンセラーさんは傾聴のプロです。うまく言語化できなかった困り事を、断片的な言葉から拾い上げて整理してくれました。

おかげで、自分が夫からモラハラを受けていたことに気付けました(当時は結婚していました)。

女性相談センターに限らず、精神保健福祉センター(こころの悩みについて相談できる)や、ハローワークでもカウンセリングを行っている場合もあります。

女性相談センターには、そういった相談窓口のパンフレットが沢山置いてありました。

何に困っているか上手く言えないけれど、生きているのがしんどい…と感じるのなら、積極的に窓口に相談してみてください。

2.就労移行支援を利用

就労移行支援とは、障害のある人が働くための訓練を受けられるところです。

就労移行支援についての詳細は割愛しますが、メリットはすぐにスタッフ(支援員さん)に相談できるところです。

私の通っている事業所は、週に一度面談があり、最初は何を話していいのか分からず数分で終えてました。

精神科通院歴8年ですが、ずっと10分で診察が終わる人間だったので…(何を話していいか分からない)。

ですが、生活上で困ったことも「個人的なことなんですけど…」を枕詞にして話すと、相談しやすさがグンと上がりました。

スマホの見すぎを辞める方法とか、夜中にトイレに行きたくならない方法とか、そういうことも相談しています。

支援員さんは「話してくださってありがとうございます!」といつも仰って下さるので、相談しやすいです。ありがたい。

面談以外にも、職務経歴書の書き方や求人票の見方など、困ったことが浮かんだらすぐに相談できるようになりました。

困ったことを言語化するのが大分上達したと思います。

3.とにかく会話に慣れる

それができたら苦労しないよ!!と思いますよね。私もそう思います。

以前の私は、「私なんかと会話してくれる人には面白いことを言わなくちゃ…」と会話に対してハードルを上げていました。

面白いと感じることは人それぞれなので、スベるか失礼なことを言ってしまったりで、自己嫌悪に陥ることばかりでした。

会話は別に笑いを取ったり、ためになる話を披露する必要はないのです。

私は喫煙所でよく支援員さんが声を掛けて下さったので、そこから会話することに慣れていきました。

今は他の利用者さんとも会話をしています。

共通の話題がなくても、「今日のTシャツかっこいいですね!」とかそういうことでもいいと思います。そこから話が発展することもあるので。

就労移行支援で会話が楽しくなってから、家族とのコミュニケーションも楽になりました。

以前は会話は文章でしないといけないと無意識に思っていたのですが、今は気軽に単語で会話ができます。

「やば〜」とかそういう返しでいいんだ、家族にすらそういう返しができなかったとは…深刻なコミュ障だったと思いました。

今は家族との会話も楽しいです。

大分長くなりましたがまとめ。

1.相談窓口を探して相談してみる

2.福祉サービスを利用してみる

福祉サービスとはちょっと違うかもですが、精神科のデイケアなどもあるので、該当する方は色々探してみてください。

3.別に面白い話題がなくてもいい。気楽に会話しよう

自己流ですが、少しでも参考になれば幸いです。